東京都立国立高等学校1年

河野 将己 くん

2017.02.21

少林寺拳法部と音楽部を掛け持ちし、文武両道のスクールライフを志す河野将己くん。まだ少林寺拳法を始めたばかりの1年生だが、3月には全国大会を控えている。読書好きで、将来の夢は図書館司書になること。

技の歴史や原理が面白い少林寺拳法。

少林寺拳法を始めたきっかけを教えてください。

国立高校に入学後、新入生歓迎会で先輩たちの演武を見て、「面白そう!」と思って仮入部してみました。中学では陸上をやっていたので、元々高校でも続けようと思っていたのですが、新しいことにチャレンジしたいという気持ちが強くなり、入部を決めました。新歓で先輩たちの演武を見るまでは、拳法っていうくらいなので、激しくぶつかり合ったりするような怖いイメージでしたが、実際は護身術的な側面が強く、精神面に重きを置いていることも知って、そこにも魅力を感じました。それと、実は中学の頃から合唱を続けていて、高校でも続けたいと思ったので、今は音楽部にも入っています。週に4日は少林寺拳法部、1日は音楽部といったかんじで活動しています。

少林寺拳法をやっていて楽しい時はどんなときですか?

普段の練習では、先輩たちから体の動かし方や使い方をメインにした実践的な部分を教わることが多いのですが、それとは別に、顧問の先生が教えてくれる技のしくみや、理論的な部分を学ぶときが特に楽しいと感じます。理論と実践を組み合わせることで、技の練習中に疑問に思っていたことが解消されたり、今までと違う観点から練習できたりするときがとても楽しいです。

逆に少林寺拳法をやっていて大変なことや、つらいことはありますか?

入部したての頃、初めて屋上練習をすることになって、屋上まで一気にみんなで階段を駆け上がったときは「これから何が始まるんだろう…」とちょっと怖かったです(笑)。でも、そのとき先輩たちに教えてもらったことが自分の中で大切な基礎となっていて、普段の練習を支えてくれていると感じています。特に突き、受けの基礎の部分、重心の移動などを丁寧に教えていただいたので、それが今行っている技の練習には欠かせない基礎となっています。

少林寺拳法の教えで好きな言葉はありますか?

はい、これは大したことじゃないかもしれないんですけど…(笑)。少林寺拳法に「脚下照顧(きゃっかしょうこ)※1」という言葉がありまして、例えば、気づいた時に玄関の靴を揃えたり、ゴミを拾って捨てたり、日常生活でないがしろにしてしまいがちな部分に、もう一度気を配ってみるということを実践するようになりました。そういった礼儀作法も、少林寺拳法から学べることだと思います。※1足もとに気をつけよの意。自己反省、または日常生活の直視を促す語。

親身にアドバイスをくれるカッコいい先輩たち。

少林寺拳法で一番カッコいいと思う技はなんですか?

「足刀蹴(そくとうげり)」です!内受蹴(うちうけげり)などの技を構成する基本攻技なので、これ自体を技とは呼ばないのかもしれませんが。先輩たちが足刀蹴をカッコよくキメているのを見て、本当に憧れます。今は体が硬くて、足を高くあげられなかったり、腰を返し過ぎてしまったり、姿勢が崩れてしまったりして上手くできないんですが、いつか先輩たちみたいにカッコよく技を繰り出せるようになりたいです!

練習のときの改善点は自分で分析しているんですか?

最初に技を教えてもらうときに、先輩から注意点をあらかじめ教えてもらえます。練習中に自分で改善点を見つけていくこともありますが、移動稽古などでは先輩が細かく見てくれていて、積極的にアドバイスをくれます。

やってみたらきっと楽しさがわかるはず。

今後の目標みたいなものはありますか?

少林寺拳法については、3月に組演武での全国大会を控えているのですが、前回の都大会で個人的に悔しい思いをしたので、全国大会では、事前にしっかりと練習を積み重ねて、本番で自分の納得のいく演武ができたらいいなと思っています。また、部活に集中するためにも勉強をないがしろにしてはいけないと思うので、文武両道を目指しながら、国公立の大学に入ることと、読書が好きなので、図書館司書になりたいというのが将来の夢です。

これから少林寺拳法を始めてみたいと思っている人にメッセージをお願いします。

少林寺拳法はあくまで護身術だということを知ってもらえたらと思います。やっぱり格闘技っていうと怖いイメージを持たれがちな気がするので。あとはやっぱり、あまり身構えずに気軽に体験入部をしてみて欲しいですね!一度やってみたら楽しさがきっとわかると思うので(笑)。

ありがとうございました!