2019.02.18
ハキハキ掛け声をかけて練習に取り組んでいる姿が印象的な、新井琉矢くん(2年生)。趣味は音楽鑑賞で、特に韓流アイドルの曲が好きと話してくれました。将来はプログラマーになりたいとのこと。そんな新井くんが少林寺拳法を始めたのは高校一年生のとき。少林寺拳法のどんなところに魅力を感じたのか? どんなときが楽しいのか? たくさんお話を伺いました。
倒すためではなく、自分を守るため―それが少林寺拳法
少林寺拳法を始めようと思った理由を教えてください。
もともと、武道には興味があって、やってみたいと思っていました。少林寺拳法を始めたきっかけは、友だちが中学生のころからやっていて、それを見て面白そうだと思ったことです。
「少林寺拳法をやっていてよかった!」と思ったことはありますか?
少林寺拳法は護身術ですが……、普段、身を守るようなことはそうそう起こりませんよね。皆そうだと思いますけど(笑) でも、体育祭で役に立ったことがあります。リレー競技に出場したんですが、走っている最中に転んでしまったんです。そのときとっさに、普段から練習していた「前受身(まえうけみ)」を取ることができたんです! そのおかげで、順位はあまりよくなかったけど、最下位になることなくゴールできました。
少林寺拳法を知らない人に向けて、勧めるとしたら、そのポイントは?
「相手を倒すためではなく、自分を守るためのもの」だという点ですね。それから、「誰にでもできる」というところもポイントです。少林寺拳法は他の武道に比べると、力がない人でもできるという特徴があるので、性別も年齢も関係なく始めることができますし、続けられます。本当にいろんな人がやっていて、ご夫婦で始めた方もいます。手軽に始められる点は、お勧めポイントになると思います。
仲間と切磋琢磨できる少林寺拳法
少林寺拳法をやっていて、楽しいと思うのはどんなときですか?
団体演武の構成を部員全員で考えるときが楽しいです。団体演武は6~8人くらいで行うのですが、自分たちで決めた演武が、全員で綺麗に揃ったときはとても嬉しいです。
では、つらいと思うときは?
普段の練習もキツいと思ったり苦しいと思うことがあるけれど、それは乗り越えられるものだとわかっているので頑張れます。一番つらいと思ったのは、幹部交代のときです。今まで引っ張ってくれていた3年生が引退して、今度は自分たちが引っ張っていかなければならない立場になり、プレッシャーを強く感じました。
ライバルはいますか?
います! 学年が同じで、階級も同じなので、負けたくない、という気持ちがあります。ライバルではありますが、もちろん仲間でもあるので、お互いに意識しあいながら、日々一緒に練習しています。
目標に向けて練習の日々
少林寺拳法を続ける中で、今後の目標はありますか?
高校三年生のインターハイで、いい結果を出したいです。高校生活最後の大会なので、これまでの練習の成果をしっかり発揮したいです。
今後も少林寺拳法を続けたいと思いますか?
進学先にも環境があれば続けたいです。